
TOEICガイド >> TOEICリーディングセクション攻略法
前回は、リーディングセクションで必要になる力として「文法」「語彙」「速読」をお伝えし、その勉強方法を説明しました。 今回は、更に効率的に学ぶにはどうすればよいか・・・それは慣れることです。
TOEICに限らず、英検でも他の資格試験でも出題される問題にはパターンがあります。 このパターンに慣れることが成功への近道になります。
TOEICは時間との勝負です。 短い時間の中でいかに多くの英文を読むかが鍵になります。 TOEIC対策用の問題集を解くことでまずは問題に慣れましょう。 また、本番前には模擬試験に取り組むことをおすすめします。 時間を測ってどのぐらいのスピードが必要かシミュレーションしてみると、 自分が思っている以上に短い時間で回答しなければならないことがわかります。
問題集を解くことで自分が何を間違えやすいか、弱点を知ることができます。 文法は広範囲に渡るのであれもこれもと手をつけたくなるかもしれませんが、 まずは問題を解いてみて間違えたところを一つずつ潰していくことが大事です。 正解を確認したら、もう一度解いてみて理解しているかどうかチェックしましょう。 これも単語と同じで自分で考える、答えの確認だけに終わらないことがポイントです。
試験だからと構えてしまっては、本来の力を発揮することは出来ません。 まずは、英語に慣れること。それが重要です。
TOEICの長文問題ではじっくり文章を読む時間はありません。 設問を先に読んで読むべきポイントを掴んでから大事なところだけを読んでいく必要があります。 英文記事を読んで大まかな内容を掴む練習をしましょう。 ポイントは知らない単語があっても気にしないこと。 文脈から想像してみましょう。
短い文章でいいのでCD付きのものを選び、暗唱することをおすすめします。 暗唱することで文法や単語が記憶に残りやすくなります。 また、CDの発音を真似して英語のリズムを掴みましょう。 例えば先回例に挙げた例文
Kyoto attracts a lot of tourists.(京都はたくさんの観光客を引き付ける)この例文を発音するとき、少し極端ですが、日本語の感覚で、 キョウ・ト・ア・ト・ラ・ク・ツ・ア・ロット・オ・ブ・トゥー・リ・ス・ツと一音一音でリズムを取りがちですが、 英語は複数の単語を一拍でカウントします。なので、思っているより速く聞こえるのです。 上記の例文は以下のように4拍のリズムを感じて発音してみましょう。
Kyoto / attracts / a lot of / tourists. (4拍)このリズムに慣れると、英語のスピードに慣れ、結果文章を読むスピードが上がります。
単語は分かるが、結局文章が何を言っているのか、何が言いたいのか分からない。 そんな経験はありませんか?それは文章把握力が弱いことが原因と思われます。 日本語で分からないことは英語でも分からないのです。
中国に留学していたときに、同じ日本人の留学生が言っていたこと。 中国語のきれいな人は、日本語もきれいなのだそうです。 語学力を上げるには、自分の母語の基礎力を上げることも実は大切なのです。 日本語でわからないことを英語でわかるなんてことはありません。 例えば作家が小説を書くとき、医療をテーマに書くのであれば、 現場である病院を取材して情報を集めてから執筆をしたりします。 日本人であっても知らない日本語、使わない日本語がたくさんあるのです。 TOEICではあまり馴染みのないビジネス文書が出てくることもあります。 日本語でいいのでたまには経済ニュースを見たり、 あまり自分には馴染みのない分野の記事を読んだりして知識を増やしましょう。
本を読むこと、特に小説を読むことは想像力を養うのに役立ちます。 場面を想像しながら読むことは、英単語をイメージしながら覚えることにもつながります。 また、日本語で文章を多く読むことに慣れると、英語を読むスピードも上がります。 文章をたくさん読んでいくうちにイメージや推測がしやすくなり、 短い時間の中で内容を把握する力がつきます。まずは続きを読みたくなるミステリーや、 読みやすいエッセイから始めるのもいいです。
TOEICでは2時間で200問の問題を解きます。穴埋め問題なら1問30秒、長文問題は1問1分が目安です。 これでも時間はぎりぎりです。長時間このスピードを維持するにはかなりの集中力が必要です。
模擬試験を解くことで、集中力を継続させる訓練をしましょう。 また、一つの問題にこだわっていると時間が足りません。 わからない問題はとばす、気にしないという割り切りも大事です。 わからないところはあきらめる潔さが必要です。解ける問題を確実に解くことで正答率を上げましょう。
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